【動画】矢上イノベーションラボラトリー(YIL)開所式(4月10日)
2025年4月10日、矢上キャンパス(横浜市港北区)にて、矢上イノベーションラボラトリーの開所式がおこなわれました。
矢上イノベーションラボラトリーの愛称は、「イール」です。
36棟の前にある奥行5mの細長い敷地にできる施設なので、うなぎ(eel)の寝床のような空間への親しみも込めて、「YIL(イール)」としました。
イノベーションを起こすため、学内外から人が集い、会話や議論が生まれ、挑戦できる場所を目指しています。
1階は一面ガラス張りで開放的な空間とし、YILの活動を見えるようにして、「入ってみたくなる」ことを意識しました。学内外のゲストを招いてカジュアルにコミュニティ形成ができるよう、大型モニターを設置したイベントスペースや、居心地よく休憩や談話ができるラウンジスペースもあります。
この施設は、日本学術振興会「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」および文部科学省「地域中核・特色ある研究大学の連携による産学官連携・共同研究の施設整備事業」に採択されたことによって実現しています。
YILではこれらの取組みを持続するために、本事業が終了する2029年度以降は共同研究や協賛企業の獲得などを通じた自立的な運営を計画しています。
さまざまなイベントを企画しておりますので、ぜひYILへお立ち寄りいただき、一緒に場所創りにご参加くださいますようお願い申し上げます。
Yagami Innovation Laboratory(YIL イール)開所式当日の模様を動画に収めました。
(以下引用元:https://www.keio.ac.jp/ja/press-releases/2025/4/10/28-166207/)
慶應義塾大学が国内外の社会課題解決や新産業創出を目的としたイノベーションの場「Yagami Innovation Laboratory」を開設-国際色豊かな矢上キャンパスで産官学連携・共同研究を強化-
2025/04/10
慶應義塾慶應義塾大学(所在地:東京都港区、塾長:伊藤公平)は、2025年4月10日、国内外の社会課題解決やスタートアップを通じた新産業創出といったイノベーションが起きる拠点として慶應義塾大学矢上キャンパスに「Yagami Innovation Laboratory(以下、YIL)※」を開設しました。この施設は、日本学術振興会「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」および文部科学省「地域中核・特色ある研究大学の連携による産学官連携・共同研究の施設整備事業」に採択されたことによって実現しています。2024年5月に慶應義塾大学医学部に開設されたインキュベーションセンター(CRIK信濃町)とならぶ施設です。
YILはイノベーションの拠点として、人が集い、議論し、学び、挑戦する場所を提供します。開放的な空間と、ロボットの自動操縦、アプリ開発の試作に挑戦できるような常設実験室などを設け、学生の将来を後押しする教育プログラムや、起業支援と産学連携に向けた情報発信に力を入れていきます。また、これらの活動を持続させるため、共同研究や協賛企業の獲得等を通じた自立的な運営を目指します。
※矢上イノベーションラボラトリー。YIL(イール)はYagami Innovation Laboratoryの略