小池康博教授・令和4年度Beyond 5G研究開発促進事業 委託研究に採択
今年度の『理工学部同窓会 総会・特別講演会』にてご講演いただきました、慶應義塾大学教授の小池康博君が代表研究責任者を務める「エラーフリーPOF による革新的通信システムの開発」が、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)より公募された「Beyond 5G研究開発促進事業(一般型) Beyond 5G 機能実現型プログラム」に採択され、2022年度より研究開発を開始しました。
Beyond 5Gとは、5Gの「高速・大容量」「低遅延」「多数同時接続」といった機能の高度化に加え、「超低消費電力」「超安全・信頼性」「自律性」「拡張性」といった持続可能で新たな価値の創造に資する機能を持つ5Gの次の世代の移動通信システムのことを指します。
今回採択された研究開発課題「エラーフリーPOF による革新的通信システムの開発」は、Beyond 5G 時代において大容量、省電力、低遅延のデータ通信を実現する革新的エラーフリーPOF(プラスチック光ファイバー)伝送システムを開発することを目的としています。2022年度の契約総額は約5億円/年であり、今後2025年度までに、Beyond 5G実現に必要な要素技術としてその確立を目指します。
詳しくは、慶應義塾大学新川崎タウンキャンパス(K²)のウェブサイトをご高覧ください。https://www.k2.keio.ac.jp/press/news20221122.html