【同窓会YouTube】僕らの時代 慶應義塾大学理工学部・旧矢上キャンパス

同窓会YouTubeチャンネルにて、動画『僕らの時代 慶應義塾大学理工学部・旧矢上キャンパス』を公開しましたのでご紹介いたします。

慶應義塾福澤研究センター、理工学メディアセンター等が保存する、創想館ができる前の矢上キャンパスの写真資料をもとに、理工学部同窓会が制作した動画です。

引用元:
https://www.mita-hyoron.keio.ac.jp/post-war-pictures/201808-1.html 三田評論ONLINE【写真に見る戦後の義塾】矢上キャンパス開設

https://www.keio.ac.jp/ja/about/assets/juku/315/315-11.pdf  【塾 SUMMER 2022 NO.315 ステンドグラス】 「理工学部の変遷をたどる」

小金井キャンパスへの移転から10年を経た頃、工場施設を再利用した建物の老朽化や1年生が一般教養課程を学ぶ日吉から遠いことなどから、日吉への復帰を望む声が次第に高まっていた。復帰が決定したのは1968(昭和43)年のこと。移転先の日吉矢上台は日吉キャンパスとは谷を隔てて向かい合うロケーション。戦後、アメリカ軍のブルドーザーを借用して整地されていたため、新キャンパス建設にはうってつけだった。工学部が小金井に移転していた間、この地は体育会野球部や自動車部の練習場として利用され、塾生からは「嵐が丘」と呼ばれていた。

1972(昭和47)年、ついに矢上キャンパスが開設され、工学部は念願の日吉復帰を果たした。9年後の1981(昭和56)年には、工学部から理工学部に改組。以降、新学科が順次設置され、現在は11学科、理工学研究科3専攻の研究・教育体制となっている。2000年には「創造と想像の拠点」である矢上キャンパスのシンボルタワー「創想館」も完成し、2014年には創立75年を迎えた。基本理念「創発(emerging)」の下、理工学部の進化はこれからも続く。