現在19歳の塩貝は横浜F・マリノスの特別指定選手だったが、8月28日にNECナイメヘンへの加入が正式決定。複数のクラブから関心を寄せられる中、NECと2028年までの契約を締結している。
クラブ3人目の日本人選手となった塩貝は、4日に行われたオランダ1部RKCヴァールヴァイクとの練習試合でデビュー。インターナショナルマッチウィークでリーグ中断中の試合となったため、出場機会が少ない選手を中心にチャンスが与えられた。すると、75分までプレーした塩貝はPKを含む2ゴールを記録。チームは2-3と敗れている。
現地メディア『FORZA NEC』では塩貝のパフォーマンスに注目し、「この若い日本人はすぐに頭角を現した。彼の加入は、NECがストライカーを補強するだけでなく、チームにおける日本人の影響力をさらに拡大することを意味する」と指摘した。
なお、NECは14日に強豪PSVと対戦。塩貝に公式戦デビューのチャンスが訪れるか注目だ。