理工学部同窓会奨学金について
本年度の申請受付期間が決定いたしました。申請する学生は、各担当部署からの最新情報をご確認ください。
矢上（３、４年生） ４月５日（火）～７日（木）
日吉（２年生） ４月１３日（水）～１５日（金）
cf. https://www.students.keio.ac.jp/com/scholarships/apply/form.html
（2022年3月15日 公開）
■慶應義塾大学理工学部同窓会からのご挨拶
日頃より理工学部同窓会の活動に対してご理解・ご協力をいただき、心より御礼申し上げます。
3月23日、日吉キャンパスの記念館において学部卒業式が行われました。また新たな会員が加わり、当会の会員数は58,000名を超えました。
当会は1949年創立されて以来、会員相互の親睦を厚くし知識の交換を図り、併せて慶應義塾の興隆と産業の発展に寄与するとともに、慶應義塾大学理工学部および大学院理工学研究科在学生に対する支援を行うために活動を続けて参りました。慶應義塾の中では、医学部の三四会とならぶ、歴史と伝統のある同窓会です。
■現役の塾生を支える理工学部同窓会奨学金
設立当初は塾員（卒業生）のサポートを中心に活動していましたが、理工学部が創立75年を迎えた2014年、将来の理工学部を担う塾生（現役生）の支援も行いたいと考えました。その活動の１つとして、特に経済的理由により学業に専念することが困難な理工学部生を支援するための「奨学金制度」を設立しました。
支援の対象は、次に挙げる条件のすべてを満たす者としました。１）理工学部２年生以上に在籍している者、２）勉学の意欲を持ち、成績、人物ともに優秀であること、３）経済的に修学が困難であると認められ、将来成業の見込みがあること。
2015年度より「理工学部同窓会奨学金」の募集を毎年4月に行っており、選ばれた奨学生に対して1人につき年額60万円の奨学金を支給しています。
設立当初、出願者数は70名程度にとどまっていましたが、年々増加傾向にあり、近年では90名近くにのぼります。採用者数は、当初（2015～2016年度）は年10名でしたが、2017年度以降は年12名になりました。
■理工学部同窓会奨学金への使途指定寄付
その後、理工学部同窓会奨学金に対してご賛同くださる同窓会員が増えたこともあり、2018年度より「使途指定寄付」が可能となりました。これにより、塾員から慶應義塾に対して直接寄付をしていただけるようになりました。
ご寄付いただいた塾員については、慶應義塾発行の機関誌『三田評論』へご芳名・使途並びに寄付金額の掲載が可能です。
また、塾員が（団体ではなく）個人として、慶應義塾に直接寄付をした場合、確定申告時に所定の手続きをすることにより、最大で寄付額の約40％の寄付金控除を受けることができます。
■使途指定寄付は採用者の増員につながります
これまでに寄せられた「理工学部同窓会奨学金への使途指定寄付」は、合計2,659,000円です。
特に2020年度は、コロナ禍による影響を受け家計が急変した塾生を支えるために、より多くの篤志家の皆さまからご芳志をいただきました。この使途指定寄付が、理工学部同窓会奨学金の「採用者増員」の大変重要な資金源となりました。
現在のところ、理工学部同窓会奨学金の募集人数は「12名程度」としています。しかし、このご芳志によって、2019年度は1名増員（計13名採用）、2020年度は8名増員（計20名採用）が可能となりました。2021年度以降も、年3名の増員（計15名採用）が実現しています。
これからも長期的に、安定した奨学金の継続と拡充を図るため、皆さまからの変わらぬご支援・お力添えを、どうかよろしくお願い申し上げます。
■お申込み
①「 寄付金申込書（個人用）」をクリックして申込書をダウンロードしてください。
②ダウンロードしたワード文書を開くと申込書が表示されますので、必要事項をご入力ください。
③申込書を印刷し、所定の箇所にご押印ください。
④記入漏れや押印漏れ等がないことをご確認のうえ、次の宛先にご郵送ください。
〒223-8522 神奈川県横浜市港北区日吉３－１４－１
慶應義塾大学理工学部同窓会 行
⑤申込書にご記入いただいたご住所あてに、理工学部学術研究支援課経由、「振込依頼書」を拝送します。
（申込書は手書きでも構いません。）
詳しくは理工学部学術研究支援課ホームページをご覧ください。
http://www.recsat.keio.ac.jp/kenkyushikin/kifu.html
■ご寄付のお問合せ先
理工学部学術研究支援課 寄附・塾内助成担当
TEL: 045-566-1794 E-mail: yg-josei@adst.keio.ac.jp
※ 件名は「理工学部同窓会奨学金への使途指定寄付金」としてお問合せください。
■税法上の優遇措置
卒業生(個人)が「理工学部同窓会奨学金への使途指定寄付金」として慶應義塾に直接寄付をいただいた場合、確定申告時に所定の手続きをすることにより最大で寄付額の約40％の寄付金控除を受けることができます。
