【開催報告】2026年度 理工学部同窓会総会・特別講演会

10月18日、日吉キャンパスにて2026年慶應連合三田会大会が開催されました。

会場の一角で当会も例年通り総会・特別講演会を開催いたしましたので、「同窓会報」編集長であり理工学部教授の、高田眞吾君(第48期 電気工学科1990年卒)より、当日の模様をご報告させていただきます。

理工学部同窓会総会・特別講演会

講演テーマ「感性価値創造への挑戦 ~サイエンスとアートの融合を通して~」

講演者:小川理子君(パナソニックホールディングス株式会社執行役員・ジャズピアニスト)

 

2026年10月18日(日),日吉キャンパスにおいて連合三田会が開催され,同日の13:00よりJ11教室において,理工学部同窓会総会・特別講演会が開催されました.

まずは落合同窓会会長より歓迎の挨拶の後,朝倉副会長より今年度の同窓会奨学生15名の紹介がありました.奨学生を代表して,丹野颯人君(情報工学科4年)からお礼の挨拶がありました.

続いて,小川理子氏による特別講演会「感性価値創造への挑戦 ~サイエンスとアートの融合を通して~」がおおよそ150名の前で行われました.小川氏の講演は事前に録画された動画を上映することにより行われました.

講演の冒頭に,「Satin Doll」のピアノ演奏を披露しました.それから3歳にピアノやジャズ演奏に接するところからはじまり,大学時代,そしてご自身が行ってきた様々な仕事の話をされました.松下電器産業(現,パナソニックホールディングス)入社当初は,価値は機能や性能など数字に表せる論理的なものが中心だった世界に,感性価値を持ち込もうとしました.そのために,脳波などの生体信号を測ったりしました.1993年のバブル崩壊の時期にジャズ演奏を再開し,仕事と音楽の両立を決意しました.その後,Technicsブランドの復活を牽引し,サイエンスとアートの融合を推進しました.工業製品に感性価値をとりこむにあたり,機能や性能などの数値だけではなく,感動など感覚的なものも尊重し,感性を磨き続けるこの重要性を強調しました.キャリアの中で,「信念と情熱を持ち続ける」,「挑戦し続ける」,「豊かに発想し,創造する」の三つを大切にしてきたと述べました.最後に,三曲(「Smile」, 「I Got Rhythm」, 「What a Wonderful World」)を演奏し,講演を終了されました.

講演のあとは,朝倉副会長により総会が開催され,2025年度の会計報告,事業報告,今年度事業計画および予算が報告された.総会・特別講演会は定刻に終了となりました.